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「まさか地震?」 韓国全土を震撼

Posted March. 20, 2005 23:09,   

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20日の午前10時53分頃、九州地方の福岡・佐賀県一帯をマグニチュード7.0の強い地震が襲い、250人以上のけが人が出て、ビルが倒壊するなど大きな被害が生じた。

今回の地震は、韓国でも各所で震度2〜4の揺れを感じるなどして、驚いた住民が避難するなどの騒動が各地で発生した。

▲韓国各地で避難騒ぎ〓同日、全国的に窓ガラスや椅子などが揺れ、釜山(プサン)などではデパートの買い物客が緊急避難し、運行中のエレベーターが止まるなどの騒ぎが相次いだが、幸いに大きな被害はなかった。

また、同日午前11時20分、南海岸と東海岸、済州島(チェジュド)で高さ0.5mの津波が予想され、津波注意報が出されたが、実際には津波が発生しなかったため、12時半頃には解除された。

同日、気象庁は「日本の福岡県北西方45kmの海域(北緯33.9度、東経130.2度)で発生した地震の影響で、ソウル・釜山など全国で震度2〜4の地震が感知された。しかし、けが人やビルの倒壊など物的被害は今のところないと把握されている」と発表した。

消防防災庁は「東海岸及び南海岸地域の波の高さは、普段とあまり変わらないと観測された」とした。

気象庁関係者は「津波は震源海域の水深が深く、地震により地殻が垂直移動する時に主に発生する。今回の地震の場合、震源の水深が浅かったため、津波にはならなかったようだ」と分析した。

同日の地震の震源地は、山口県下関市の西方70km前後だった。

▲日本で250人以上がけが〓日本は地震により道路のあちこちに亀裂が生じ、古い家屋の倒壊や、大きなビルの窓ガラスが割れるなどした。

福岡市内の病院では、250人以上のけが人が手当てを受けている。また、死亡者一人との報告もある。

九州一帯を運行する新幹線をはじめ全路線が一時運行を停止し、航空機の発着も全面中止になったが、午後2時以後、運行は徐々に再開された。



河宗大 orionha@donga.com hanscho@donga.com