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スペイン懸念でアジア株が軒並み下落

Posted July. 24, 2012 04:07,   

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スペインの財政危機と中国経済のハードランディングへの懸念が広がり、韓国を含めたアジアの証券市場が軒並み下落した。23日、コスピ(韓国総合株価指数)は前日の取引日より33.49ポイント(1.84%)下落した1789.44で引けた。心理的マジノ線の1800台を割り込んだのは今月3度目だ。

日本の日経平均株価は前日の取引日より1.86%下落した8508.32円、中国上海総合指数は1.26%下落した2141.22で取引を終えた。

株価が下落した最も大きな理由は、スペインのバレンシア地方政府が20日(当地時間)、中央政府に債務返済のための借款を要請したためだ。他の地方政府も次から次へと救済金融を要請し、スペインが全面的な救済金融事態に直面しかねないという不安が世界の金融市場に広がった。

特に、スペイン10年もの国債金利は同日、金融市場の不安感を反映して7.26%へ急騰し、史上最高記録を更新した。

国際通貨基金(IMF)がギリシャに対する追加の救済金融提供の中断を検討しているというニュースと加え、「中国の第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)成長率が7.4%にとどまりかねない」という中国人民銀行の関係者の発言も投資家心理を冷やす要因になった。中国は第2四半期(4〜6月)7.6%のGDP成長率を示した。



nuk@donga.com tnf@donga.com