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今年1人当りのGDP1万6000ドル台、2年連続下落

今年1人当りのGDP1万6000ドル台、2年連続下落

Posted July. 09, 2009 07:39,   

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今年1人当りの国内総生産(GDP)は、04年以降、最も低い1万6000ドル台へ落ち込み、5年前の水準へ戻る見通しだ。昨年に続き、今年も1人当りのGDPが減り、2年連続下落するとみられ、通貨危機当時の1997年、1998年以来初めてのことだ。

8日、主要民間経済研究所によると、今年1人当たりのGDPは、1万6421〜1万6738ドルと予想された。経済成長率のマイナスにより、全体のGDPが減少した上、年平均ウォン・ドル相場が、昨年は1ドル=1103ウォンだったのに対し、今年は1200ウォン台後半までウォン安ドル高が進み、1人当たりのGDPの減少に影響を与えた。

三星(サムスン)経済研究所は今年、為替レートを1ドル=1245ウォン、経済成長率をマイナス2.4%と想定した場合、1人当りのGDPは1万6738ドルになると予測した。1万9108ドルだった昨年より15%減少した。三星経済研究所のファン・インソン研究委員は、「マイナス経済成長とウォン安ドル高の影響で、1人当たりのGDPが大幅に減少した」と語った。

LG経済研究院は、為替レートを1ドル=1260ウォン、経済成長率マイナス1.7%と想定した場合、1人当りのGDPを1万6700ドル、韓国経済研究院は為替レートを1290ウォン、経済成長率をマイナス1.9%と想定した場合、1万6421ドルと予測した。

1人当たりのGDPは07年、2万1656ドルと2万ドルの大台を初めて突破したものの、翌年、1万ドル台に転落して以来、2万ドル台を超えられない状態だ。韓国経済研究院の金チャンベ研究委員は、「来年、1人当たりのGDPが2万ドルを上回るには、経済成長率が3%以上で、1ドル=1100ウォン台の為替レートが維持されなければならない。2万ドルの突破は容易でない」と語った。



lovesong@donga.com