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久々のファーストレディー、中国ネットは彭麗媛夫人でもちきり

久々のファーストレディー、中国ネットは彭麗媛夫人でもちきり

Posted March. 25, 2013 03:13,   

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中国の習近平国家主席の初の海外歴訪に、彭麗媛夫人が公式に同行すると、中国人らは久しぶりに公の場に登場する「ファーストレディー」を持つことになったと、ファッションや行動に大きな関心を示した。

中国のツイッターには、彭麗媛夫人を、「中国のミシェル・オバマ」と喩える表現がつぶやかれ、ある高官は、「我々は長い間、世界に示せる優雅なファーストレディーを望んでいたが、今現れた」と語ったと、CNNなどが23日伝えた。

彭麗媛は、モスクワ空港に到着直後、欧米のファーストレディと同様に、習主席と一緒に現れた。その後、彭麗媛は、公の場で、習主席の、1、2歩後ろで静かに従う「ローキー(静かな)」な行動を見せた。

空港に到着した時にまとっていた濃い藍色のダブルコートと黒色の皮のハンドバックは、中国人の特別な注目を集めた。コートとハンドバックは、1996年に設立された広州市所在の例外復職公社の「エクセプション(EXCEPTION)」ブランド。中国のオンライン上のショッピングモールで、同社のコート製品は2000〜3000人民元に売られているが、彭麗媛のコートとハンドバックは、特別に製作されたという。

彭麗媛は、ファーストレディーになる前も、同ブランドの服を着たり、小物を持ち歩いていたことが伝わると、アクセスする人たちが殺到し、エクセプションのサイトがダウンするほどだった。彭麗媛が国産ブランドの服をまとったのは、国産製品を愛し、質素なファーストレディーというイメージを構築しようとする戦略によるものと見られる。中国当局は、今回の歴訪を前に、彭麗媛のイメージの演出のための特別チームまで立ち上げたという。

今回のロシア訪問で、国際外交街の「浮上する新星」となった彭麗媛は、「中国の国民歌手」としての才能を発揮し、習主席の外交を支援した。23日夜、ロシアの有名軍公演団・アレクサンドロフのアンサンブルとの競演で、ロシア民謡を中国語とロシア語で歌った。「戦争と苦難」などの歌詞を盛り込んでいるこの民謡は、中国とロシアとの友情を象徴する歌だと、香港の星島日報は24日付けで報じた。

胡錦濤前主席と江澤民元主席の婦人らは、公式行事には顔を出さず、内助にのみ専念した。毛沢東死亡後、権力闘争で中国内で混乱を起こした江駙への中国人の抵抗感がそれだけ大きかったためだ。



jameshuh@donga.com