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国家情報院、「人革党・民青学連事件はねつ造」

国家情報院、「人革党・民青学連事件はねつ造」

Posted December. 08, 2005 02:59,   

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国家情報院の「過去の事件の真実究明を通じた発展委員会(呉忠一委員長)」は7日、1974年、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領政権当時に発生した全国民主青年学生連盟(民青学連)と人民革命党(人革党)再建事件を、朴大統領の指示によってねつ造されたものと規定した。

過去事委は同日、国情院で記者会見を開き、1964年の第1次人革党事件も、当時の中央情報部(金炯旭部長)が、韓日国交正常化の推進に反対する学生運動を弾圧するために、北朝鮮の指令を受ける人革党をつくり上げ、学生運動とのつながりをねつ造したことを明らかにした。

過去事委は、「第1次人革党事件について、ソウル地検公安部の検事たちが、証拠不十分を理由に不起訴処分を主張し、辞表を書いたが、元中央情報部次長の申稙秀(シン・チクス)検察総長が起訴を強行した」と説明した。

1974年当時、中央情報部(申稙秀部長)が明らかにした民青学連事件の骨子は、維新体制に反対する大学生たちが、民青学連という組職をつくり、国家転覆をはかったということだ。

また、中央情報部は、人革党が再建を推進して、民青学連を背後から操ったと発表したことがある。

過去事委は、「民青学連事件当時、朴大統領が直接介入して、学生の反政府デモを、背後で共産主義者の操縦を受ける人民革命の試みであると歪曲し、約1000名の市民と学生を令状なしに逮捕・拘禁した」ことを明らかにした。

また、過去事委は、「人革党再建事件の関係者8名が、最高裁判所の死刑確定判決の18時間後に死刑が執行されたことも、朴大統領の意思が反映した」と述べた。

しかし、過去事委は、朴大統領が死刑執行に関与した事実を裏づける具体的な陳述や物証は、提示できなかった。

一方、過去事委は、1973年の「金大中(キム・デジュン)拉致事件」を調査するために、15日、金大中前大統領と面談する予定だと明らかにした。



gun43@donga.com lovesong@donga.com