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伝説の「サムルノリ」巨匠たちが再結集、日曜に伝統演戯フェスティバル

伝説の「サムルノリ」巨匠たちが再結集、日曜に伝統演戯フェスティバル

Posted May. 26, 2017 08:40,   

Updated May. 26, 2017 08:41

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「サムルノリ」の伝説の巨匠たちの演奏をまとめて鑑賞できるコンサートが開かれる。

金徳洙(キム・ドクス)韓国芸術総合学校教授と李光寿(イ・グァンス)名人、崔鍾實(チェ・ジョンシル)ソウル芸術団長、南基文(ナム・ギムン)名人の4人が28日、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)の平和の公園で開催される「2017伝統演戯フェスティバル」の舞台に一緒に立つ。

金徳洙(チャンゴ)と李光寿(プク)、崔鍾實(チン)は生前にサンセ(指揮者でありケンガリの奏者)を務めた故キム・ヨンベ名人とともに1878年に小劇場「空間サラン」でサムルノリを創始した主役たちだ。その後、聴いているだけでも興に乗ずるサムルノリは、世界では韓国を代表する現代音楽としての地位を築いている。先に伝統音楽の伝授と後輩の指導で、それぞれの道を歩んできた元年メンバーたちは、14年ぶりに再結集し、2008年に世宗(セジョン)文化会館で30周年コンサートを開いた。

来年のサムルノリ誕生40周年を控えて伝統演戯フェスティバルに参加する名人たちは、教え子たちと一緒にコンサートに参加し、新旧のハーモニーを披露する予定だ。この日の演奏には、李光寿のピナリを皮切りに、金徳洙のアンジュンバン、崔鍾實のソゴノリ、南基文のパングッが続く。

フェスティバルの主催側である伝統公演芸術振興財団(ソン・ヘリ理事長)は会場で観客と一緒になって盛り上がる伝統芸術が披露される予定だ。民俗遊びを再現したプログラムをはじめ多彩な催しと伝統演戯種目も紹介される。また一般の目線に合わせて伝統芸術と創作作品とを適切に織り交ぜたプログラムも企画した。

ソン・ヘリ理事長は、「芸術性と大衆性に優れた伝統演戯作品と遊びを時代に合わせて再解釈し、観客が参加しやすく、分かりやすい伝統文化祭りに披露することになるだろう」と話した。サムルノリの公演は28日午後6時から。無料。02-580-3261



金相雲 sukim@donga.com