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京畿道、在来淡水魚の遺伝情報を2021年までに構築

京畿道、在来淡水魚の遺伝情報を2021年までに構築

Posted June. 29, 2017 09:05,   

Updated June. 29, 2017 09:07

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京畿道(キョンギド)は、道内主要河川に生息する在来淡水魚の遺伝情報の分布図を2021年までに構築し、公共データとして活用すると、28日明らかにした。遺伝情報の分布図は、特定河川の淡水魚をクリックすると、写真と一緒に遺伝子の分析結果に応じた系統図を示す形に公開される予定だ。分布図を通して、それぞれの河川に生息する淡水魚種の遺伝情報の違いを確認できる。

京畿道海洋水産資源研究所はこのために、最近、遺伝情報の分析と水産海洋研究専門コンサルティング会社「アクアジンテック」と、淡水魚遺伝情報構築事業のための覚書を交わした。両機関は、南漢江(ナムハンガン)や北漢江(ブクハンガン)、漢灘江(ハンタンガン)、臨津江(イムジンガン)の都内の4つの川の30の支川に生息するコウライケツギョ、コウライオヤニラミ、コウライギギ、ドジョウなどの淡水魚30種の遺伝子(塩基配列)の分析を経て、遺伝情報分布図を作成する。分布図の製作は2021年までの5年間進められ、ホームページなどを通じて公開される。

京畿道・海洋水産資源研究所は、「淡水魚遺伝情報分布図の作成は、京畿道が全国で初めてだ」とし、「稚魚の淡水魚を生産する過程で近親交配による劣性化を防止できる上、絶滅危惧種の生息地復元戦略策定にも役立つだろうと期待している」とコメントした。



南坰鉉 bibulus@donga.com