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アリババ会長、「AI発達で30年内に1日4時間、週4日勤務」

アリババ会長、「AI発達で30年内に1日4時間、週4日勤務」

Posted June. 23, 2017 09:08,   

Updated June. 23, 2017 09:09

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「私の祖父は農場で(ほぼ毎日)一日に16時間も仕事をし、(自分で)非常に忙しいと思っていた。 (最近)私たちは、週5日、1日に8時間働いているが、相変わらずいつもとても忙しいと感じている。今後30年以内に人工知能(AI)の助けを借りることで週4日、1日に4時間だけ働くことになるだろう」

中国最大電子商取引企業「アリババ」の馬雲(53・写真)会長は21日、米CNBCニュースとのインタビューで、「AIの発達で、今後、人々はより少なく働き、より多く(休暇などを)楽しむ生活ができるようになるだろう」としたうえで、このように語った。週16時間(4時間×4日)のみ勤務する時代が開かれかねないという意味だ。CNBCは、「英経済学者ジョン・メイナード・ケインズ(1883〜1946)が1930年に書いた『孫の世代の経済的可能性(Economic Possibilities for our Grandchildren)』という文の中で、「技術が進歩した100年後(2030年頃)は、週15時間の労働時代が開かれるだろう」と予言したが、馬会長が似たような予測をしたことになる」と説明した。

馬会長はさらに、「現在の人たちが(休暇のために生涯)30カ所ほどを訪れることになるなら、これから30年後は、(減少した労働時間と増えた休暇のおかげで現在の10倍である)300ヶ所の観光名所を訪れることになるだろう」と語った。

また、「最初の産業革命は第1次世界大戦を、第二の技術革命は第2次世界大戦を起こした。AIは第三の技術革命である。したがってこれは第3次世界大戦を誘発しかねない」と予測した。AIの発展と機械化の進展に応じて、雇用が大幅に減少すれば、雇用問題が発端となったもう一つの世界大戦が勃発しかねないという意味だ。

しかし彼は、「私は機械を人間のように作る必要はないと思う。機械は人間ができないことができるように作らなければならない」とし、「AIは人間の知恵と経験を絶対に真似できないだろう」と主張した。続いて、「したがってAIと人間の競合(戦争)では結局人間が勝つだろう」と強調した。



夫亨權 bookum90@donga.com