最近、スペイン検察から脱税容疑で起訴され、移籍説に巻き込まれているロナウドだが、ピッチでは相変わらずの決定力を見せつけた。22日、モスクワで行われたコンフェデ杯A組第2戦のロシア戦で前半8分にヘディングシュートで相手ゴールネットを揺らした。1-0で勝利したポルトガル(勝ち点4、1勝1分け)はメキシコ(勝ち点4、1位)に得失点差で押されて2位となった。決勝ゴールとともに終始華麗な突破力を見せたロナウドは、試合の最優秀選手(MOM)に選定された。ロナウドは、「我々は若くて素晴らしい選手が多い。私たちが偶然欧州チャンピオンになったのではない」と話した。
ロシアW杯を翌年に控えて開催されたコンフェデ杯は、開催国のロシアと2014年ブラジルW杯優勝国のドイツ、6大陸別選手権のチャンピオンが参加し、「ミニW杯」と呼ばれる。ポルトガルは2016欧州選手権優勝国として参加した。今大会に参加した8ヵ国は、2組に分かれてグループリーグを行った後、各組の上位2チームが4強に進出する。
鄭允喆 trigger@donga.com