「マイ・レフトフット」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、ダニエル・ルイスさん引退

映画、「マイ・レフトフット」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」、「リンカーン」の３作でアカデミー賞主演男優賞を受賞した英国出身の俳優ダニエル・デイ＝ルイスさんが６０才で突然映画界から引退したと、米芸能誌「ヴァニティフェア」が２０日（現地時間）、報じた。アカデミー賞主演男優賞を３度も受賞したのはルイスさんが唯一。

ルイスさんの広報担当のレスリー・ダートさんは同日、「ルイスはこれ以上俳優として仕事をしない。これは個人的な決定であり、彼の引退理由については言及しない」と発表した。今年１２月に米国で上映される「ファントム・スレッド」が彼の最後の作品になる予定だ。現地メディアは、ルイスさんが今後、映画の広報分野などで働くと見ている。代表作に「眺めのいい部屋」、「ラスト・オブ・モヒカン」、「エイジ・オブ・イノセンス／汚れなき情事」、「父の祈りを」などがある。

趙은아 achim@donga.com