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ソウルへの弾丸旅行が人気

Posted June. 21, 2017 08:32,   

Updated June. 21, 2017 08:52

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「午前9時半に仁川(インチョン)空港に到着してソウル市内に移動→洗練された街で散歩をし、写真を撮った後三枚肉でランチ→化粧品を買い、マッサージを受けた後、チーズがたっぷり入ったチーズタッカルビで夕食→午後8時40分に飛行機に乗って帰国」

日本格安航空会社(LCC)「ピーチ航空」で往復運賃が最低9000円(約9万2000ウォン)で販売されている「大阪〜ソウル間弾丸スペシャル」のおすすめコースだ。

日本では最近、LCCが活性化したことを受け、「弾丸旅行」と呼ばれる日帰り海外旅行が脚光を浴びていると、読売新聞が20日付で報じた。主に20、30代の会社員の女性が多く利用するが、2万円(約20万4000ウォン)前後であれば旅行費用をすべて解決できる。

好きな歌手の公演を見たり、おいしい食べ物を食べながら気分転換のために気軽に行けるのが人気の要因となっている。

日帰り旅行の目的地は、韓国ソウルや台湾の台北など、近いアジアの都市が多い。ピーチ航空は、東京羽田空港と仁川空港間往復チケットを最低9500円(約9万7000ウォン)、羽田空港と台北桃園空港間往復チケットを最低7000円(約7万1000ウォン)で販売している。バニラエアなど他のLCCでも、日帰りチケットを購入できる。

このため、ネット上には、「ソウルに日帰りのグルメの旅に行ってきた」、「日帰りで台湾に行ってマッサージを受けてきた」などの旅行後記が掲載されている。「仁川空港の免税店は、深夜や早朝に営業が終わるので、市内免税店を利用すること」、「羽田〜ソウル便は滞留時間が18時間もある」など、弾丸旅行族のための様々なアドバイスも出ている。

日本の航空会社だけではなく、韓国、中国などの外国航空会社も殺到しており、成田空港には6月基準で16社のLCCが就航しており、本数も国内・海外を合わせて週間発着回数が1268回に上る。全体フライトの30%に達する。ただ、19日、LCCで香港から成田空港に到着した乗客34人が、案内ミスで入国審査を受けずに入国するなど、大小の出来事が起きている。



張源宰 peacechaos@donga.com