多くのことがかかってた試合だった。故障者リスト入りしていたドジャースの投手、前田健太が先発ローテーションに復帰し、不調が続いた柳賢振は先発投手として肩身が狭くなっていた。デーブ・ロバーツ監督は6人ローテーションを考慮していると表明していたため、柳賢振が先発ローテーションを守るためには結果が切実に必要だった。
1回表を三者凡退で終えた柳賢賢は、2回にはマイアミ打線に連続で長打3本(二塁打、本塁打、二塁打)を与えた。だが、マイアミのジャンカルロ・スタントンが三塁で走塁死し、ジャスティン・ノアの本塁打が1点に止まったのは不幸中幸いだった。3回にもクリスチャン・イエリッチに本塁打を打たれたが、直前のディー・ゴードンの高く跳ね上がった内野ゴロを飛び上がって捕球して失点を最小限に抑えることができた。このため、本塁打2本を打たれながらも5回3分の2を投げて2失点に抑えることができた。
柳賢振は打席でも期待以上だった。2回に二塁打を放ち、ドジュースでは今季に長打を放った初の投手となり、チェイス・アトリーの適時打で得点も挙げた。
3回まで5点を奪い、柳賢振の肩の荷を軽くしてくれたドジャースが7-2で勝った。
任寶美 bom@donga.com