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文大統領、憲法裁判所長に金二洙氏を指名

文大統領、憲法裁判所長に金二洙氏を指名

Posted May. 20, 2017 09:13,   

Updated May. 20, 2017 09:13

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、憲法裁判所長に同裁判所の金二洙(キム・イス)裁判官(64・司法研修院9期)を指名した。

文大統領は同日、大統領府春秋館で記者会見を行い、「憲法機関であり司法府の一軸である憲法裁判所長代行体制の長期化による懸念が強く、優先的に指名の手続きを踏むことになった」とし、「憲法守護、人権保護の意志が明確で、様々な声に関心を持ってほしいという国民の希望に応える適任者だと判断した」と明らかにした。全羅北道井邑(チョンラプクト・チョンウプ)出身の金氏は、ソウル大学法学部を卒業し、特許裁判所長、司法研修院長を務めた。2012年に憲法裁の裁判官に任命され、今年3月に憲法裁の所長権限代行を務めた李貞美(イジョンミ)裁判官が退任した後、所長権限代行を務めてきた。

文大統領は、「人事聴聞会の手続きが早く終わり、憲法裁所長の空白状況が早期に解消されるよう国会にお願いする」と述べた。金氏の任期については、「その点が明瞭でないため、今後国会が整理して下さることを望む」とし、「今は憲法裁の裁判官の中から所長を任命することになっており、裁判官の残余任期の間、所長を務めることになるだろう」と述べた。金氏の裁判官任期(6年)は2018年9月までだ。



柳根亨 noel@donga.com