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オランダ国王、21年間副業で旅客機を操縦

オランダ国王、21年間副業で旅客機を操縦

Posted May. 19, 2017 08:50,   

Updated May. 19, 2017 08:50

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オランダ国王が21年間、民間航空機の副操縦士として「副業」をしていたことが明らかになり、話題を呼んでいる。

18日、米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、ウィレム・アレクサンダー国王(50)は最近、オランダ紙テレグラフのインタビューで、月に2度、KLMオランダ航空の副操縦士として旅客機を操縦してきたことを明らかにした。

国王が時々飛行機を操縦するということは伝えられたが、定期的に旅客機を操縦していたことが明らかになったのは初めて。アレクサンダー国王は、航空機操縦士の資格を持っている。機長と違って副操縦士は機内アナウンスで乗客に名乗らなくてもよく、航空会社の制服に身を包み帽子を深くかぶった国王を空港で分かる人はおらず、20年以上秘密が維持されたと、メディアは伝えた。アレクサンダー国王は、「私にとって飛行は完全に集中できる趣味だ。地上での心配事を空まで持って行くことはできない。飛行は私にとって最大の安息だ」と語った。

アレクサンダー国王は、2013年に即位した後、小学生とオランダの伝統の遊びを楽しむ「王の遊び」という日を作った。今年4月の50歳の誕生日には、自分と誕生日が同じ150人を王宮に招いて、誕生日パーティを開いた。



黃仁贊 hic@donga.com