Go to contents

ロシアのテニス美女サラフォワが15ヵ月ぶり復帰第一戦で勝利

ロシアのテニス美女サラフォワが15ヵ月ぶり復帰第一戦で勝利

Posted April. 28, 2017 08:40,   

Updated April. 28, 2017 08:55

한국어
ロシアの美女テニスプレイヤー、マリア・シャラポワ(30)が復帰戦を勝利で飾った。

禁止薬物服用で出場停止処分を受け、26日(現地時間)に初めてコートに立ったシャラポワが同日、ドイツ・シュツットガルトで行われた女子プロテニス(WTA)ツアー・ポルシェ・グランプリのシングル1回戦でロベルタ・ビンチ(34=イタリア、世界ランキング36位)に2-0(7-5、6-3)で完勝した。

シャラポワは昨年1月の全豪オープン・テニス大会で実施したドーピングテストで陽性反応が出たため、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁手続きを経て、結局国際テニス連盟(ITF)から15ヵ月の出場停止処分を受けた。この懲戒処分は25日で解除された。

今大会の組織委員会はポルシェの広告モデルでもあるシャラポワが出場できるよう数々の便宜を計らった。もともと同大会は毎年4月の第3月曜日に開催されたが、今年は第4月曜日(24日)に開幕を延期した。そのため、アンゲリク・ケルバー(29=ドイツ、6925P)は前回優勝で獲得したランキングポイント(470P)を消失し、セリーナ・ウィリアムズ(36=米国、7010P)に1位の座を明け渡した。テニスのランキングは直近52週(1年)の成績が基準になる。

また1回戦は月曜と火曜にわたって行うのが慣例だが、組織委員会は水曜(26日)に試合を配置し、シャラポワの懲戒が解けた翌日に出場できるようにした。15ヵ月の出場停止処分を受け、ランキングポイントが全て消滅したシャラポワがワイルドカード(特別出場権)を与えられて大会に参加したこと自体、特恵と言えば特恵だった。

今後の焦点は、来月28日に開幕するメジャー大会、全仏オープンの組織委員会もシャラポワにワイルドカードを与えるかどうかだ。今のところ、128人が争う本大会の代わりに、予選参加のワイルドカードを与える可能性が高いとみられている。全仏オープン組織委員会は来月15日までに結論を出す方針だ。

もしシャラポワがポルシェグランプリで決勝に進出すれば話は変わってくる。その場合、ランキングポイントを305P獲得し、少なくとも170位に入ることができる。そうなればワイルドカード無しでも全仏オープン予選参加が可能だ。



黃奎引 kini@donga.com