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ソウルの高濃度微小粒子状物質、中国の影響で72%に増加

ソウルの高濃度微小粒子状物質、中国の影響で72%に増加

Posted April. 28, 2017 08:40,   

Updated April. 28, 2017 08:55

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ソウル市の高濃度微小粒子状物質(PM2.5)の70%以上が、中国など国外からの影響によるものだという研究結果が出た。

27日、ソウル市が発表した「微小粒子状物質排出源のインベントリ構築及び詳細モニタリング研究」と題した最終報告書によると、2015年にソウルで微小粒子状物質注意報が出された時、中国などの国外からの影響が72%だったことが分かった。微小粒子状物質注意報が発令されれば、高濃度微小粒子状物質と呼ぶ。これは注意報が出されなかった時の平均55%より17%ポイントも増加したものだ。

今回の研究結果は、微小粒子状物質注意報が4日連続して発令された2015年10月19から22日までのデータを分析したものだ。同期間、ソウル自体で吐き出された微小粒子状物質の影響は16%、国内の他の地域の影響は12%となった。普段はソウル自体の影響が22%、国内の他の地域の影響は23%だった。



姜昇賢 byhuman@donga.com