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米 NSC、トランプ大統領に金正恩除去案を報告

米 NSC、トランプ大統領に金正恩除去案を報告

Posted April. 10, 2017 08:44,   

Updated April. 10, 2017 08:48

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米国のトランプ大統領が、中国の習近平国家主席との「マー・ア・ラゴ」首脳会談で、北朝鮮核問題の解決策を導き出すことに失敗し、独自の対北朝鮮、対中国圧迫に乗り出している。

米NBC放送は7日(現地時間)、情報当局者を引用してトランプ政権の対北朝鮮構想に金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の暗殺などの先制攻撃や戦術核の韓半島再配備が含まれたと報じた。同放送は、「国家安全保障会議(NSC)が対北朝鮮政策の検討を終えてこのような骨子のオプションをトランプ大統領に報告した」と伝えた。トランプ大統領は、シンガポールに駐留していた米海軍の原子力空母「カールビンソン」(CVN-70)を8日、韓半島付近の西太平洋に急派した。先月、韓米トクスリ演習に参加するために韓半島に展開して1ヵ月も経たずに再び来ることになった。

ティラーソン国務長官は7日、米中首脳会談後の定例会見で、「中国と共に努力することを願うが、この事案(北朝鮮核問題の解決策)に対して中国が私たちと調整できないなら、独自の方法を用意し、その準備ができている」と強調した。両首脳は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に伴う中国の対韓報復措置について会談後に言及せず、意見の差を縮めることができなかったと見える。



李承憲 ddr@donga.com · 具滋龍 bonhong@donga.com