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安哲秀氏、安熙正氏を抜いて支持率2位に

安哲秀氏、安熙正氏を抜いて支持率2位に

Posted March. 30, 2017 08:32,   

Updated March. 30, 2017 08:33

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第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表が、慶尚道(キョンサンド)・全羅道(チョンラド)予備選で圧勝して以降、存在感を強めており、一部の世論調査で支持率2位に返り咲いた。最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表の対抗馬に浮上する可能性が高まり、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事の支持率を一部吸収したものと見られる。

デイリーアンの依頼で世論調査機関アール・エヌ・サーチが27、28日に実施した調査結果によると、安前代表は先週より5.4ポイント上昇の16.6%の支持を得て、安知事(12.6%)を退けて文前代表(33.0%)に続き2位になった。先週は、文前代表(33.2%)、安知事(17.5%)、安前代表(11.2%)順で3位だった。24日に発表された韓国ギャラップの調査でも、文前代表(31%)、安知事(17%)、安前代表(10%)の順だった。

メディア・オヌルの依頼でエス・ティー・アイが28日に調査した結果によると、大統領選の2者仮想対決で、文前代表48.0%、安前代表42.0%となった(中央選挙世論調査審議委員会ホームページ参照)。前日のクキニュースとジョウォンCNIの共同調査でも、2者対決の場合、回答者の44%は文前代表を、40.5%は安前代表を支持すると答え、差はわずか3.5ポイントだった。

安前代表側関係者は、「国民は、文前代表と安前代表を置いて、誰がより良い政権交代か、より安定した国政運営をするかを判断するだろう」と話した。

安前代表は、大邱(テグ)・慶尚北道(キョンプクト)・江原道(カンウォンド)の予備選を控え、30日午前に慶尚北道安東市(アンドンシ)の新市場と栄州市(ヨンジュシ)の小白(ソベク)ショッピングモール、醴泉郡(イェチョングン)順興(スンフン)安氏の門中、大邱東城路(トンソンロ)などを訪れた。安前代表は記者団に、「変化が必要だという市民の声を必ず成し遂げる覚悟だ。(共に民主党の宋永吉議員の「スペアタイヤ」発言は)自分が廃タイヤだという告白ではないのか」と言い返した。

安前代表は同日、慶尚北道醴泉郡の順興安氏の門中を訪れ、同じルーツという点を強調した。最近、安前代表は光州(クァンジュ)では「カン・チョルス」、故郷の釜山(プサン)では方言で「ダンディする(しっかりやる)」と言って、地域の民心に合わせた親しみやすいキャンペーンを展開している。

変化したスタイルも注目される。安前代表は内部では陣営メッセージチームから補佐を受け、外部では政治コンサルティング「ミン」のパク・ソンミン代表とストーリー・ドットのユ・スンチャン代表の助言を受けている。今年1月に出た「文在寅 対 安哲秀」対決も朴智元(パク・チウォン)代表が助言したという話だ。特に、最近安前代表は太く低い声で演説し、強い印象を与えていると評価されている。スタイルの変化について安前代表は、「練習で体得した。グレードアップした」と周囲に話したという。



黃炯? constant25@donga.com