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リオ五輪2冠も落ちた狭き門、アーチェリー韓国代表

リオ五輪2冠も落ちた狭き門、アーチェリー韓国代表

Posted March. 24, 2017 08:50,   

Updated March. 24, 2017 08:50

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昨年のリオデジャネイロ五輪の男子アーチェリーで2冠(個人戦、団体戦)を達成したク・ボンチャン(24=現代製鉄)が代表選考戦で脱落した。

ク・ボンチャンは23日、光州(クァンジュ)国際アーチェリー場で行われた2017年リカーブ韓国代表3次代表選考戦で10位となり、男女各8人を選出する今年の代表メンバーに選ばれなかった。リオ五輪に出場した男女各3人の代表メンバーのうち、今回の選考戦で脱落したのはク・ボンチャンだけだ。今回代表に選ばれた男女各8人は、メキシコで開催される世界選手権(10月)とバグラデッシュで開かれるアジア選手権(11月)参加者を選出するための評価戦を4月にさらに2度行う。

ク・ボンチャンは、リオ五輪で2冠を達成し、最高の一年を過ごした。韓国アーチェリーは、これまで五輪で女子選手が2冠を達したのは何度もあったが、男子の2冠はク・ボンチャンが初めてだった。ク・ボンチャンは、その業績を評価され先月開催された大韓体育会の体育大賞表彰式でも大賞を受賞した。

そのク・ボンチャンも代表落ちは、アーチェリーは五輪メダルより代表に選ばれる方が難しいことを改めて確認させる出来事だった。16日から始まる3次選考戦には男女部から、それぞれ16人の選手が参加する。2016年に代表として活躍した男女各8人と1、2次選考戦を勝ち上がった男女各8人が3次選考戦を争った。

ク・ボンチャンは4人を先に落として12人絞り込む6回戦が終わるまでは5位となり、今年も太極(テグク)マークを付けるとみられた。だが、その後順位を下げ、10回戦が終わった22日には10位まで後退し、23日の最終11回戦でも順位を上げることができず、結局脱落した。2012年のロンドン五輪2冠の奇甫倍(キ・ボベ=光州広域市庁、29)は10回戦まで7位と振るわず代表選出が不透明だったが、最終的に5位で選考戦を終え、代表に選ばれた。

男子部ではロンドン五輪個人戦金メダリストのオ・ジンヒョク(36=現代製鉄)が、女子部ではリオ五輪代表の最年少メンバーだったチェ・ミソン(21=光州女子大学)がそれぞれ1位で選考戦を突破した。リオ五輪女子2冠のチャン・ヘジン(30=LH)は2位だった。リオ五輪男子代表だったキム・ウジンは5位、イ・スンユン(22=コーロン)は7位で代表に残った。3次選考戦を突破した男女各8人は26日、ソウル泰陵(テルン)選手村に入る。



李宗錫 wing@donga.com