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ショートトラックのシム・ソッキ、中国の「汚い手」にメダル逃す

ショートトラックのシム・ソッキ、中国の「汚い手」にメダル逃す

Posted February. 22, 2017 07:40,   

Updated February. 22, 2017 08:23

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韓国女子ショートトラックの大国柱シム・ソッキ(20=韓国体育大学、写真)が女子ショートトラック500メートルで失格となりメダルを逃した。

シム・ソッキは21日、日本北海道の道立真駒内公園屋内競技場で行われた札幌冬季アジア大会の女子ショートトラック500メートルA決勝で3位に入ったが失格となった。シム・ソッキは最終周を残して先頭を滑っていた中国の范可新(24)を抜いたが、范可新が左手でシム・ソッキの右膝を掴んだためスピードが落ちた。その隙に3位だった臧一泽(中国、43秒911)が1着となり、范可新とシム・ソッキがそれに続いた。

しかし、レース終了後、審判陣はシム・ソッキと范可新を失格とした。シム・ソッキも追い抜く場面でインピーディング(押す行為)という反則行為をしたという理由だった。その結果、4位だった伊藤亜由子(日本)が銀メダル、B決勝1位のチェ・ミンジョン(19=城南市庁)が銅メダルとなった。

范可新は2014年のソチと冬季五輪1000メートル決勝で2位をした時も、1位だったパク・スンヒの腕を掴もうとして失敗する場面がテレビの中継映像に映り込み、非難を浴びた。シム・ソッキは当時銅メダルを獲得した。

ショートトラックの男子500メートルに出場したソ・イラ(25)とパク・セヨン(24=以上華城市庁)は、それぞれ40秒842と41秒182の記録で銀メダルと銅メダルを獲得した。優勝は中国の武大靖(40秒764)だった。



李承鍵 why@donga.com