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金正男氏の長男、中国当局が保護

Posted February. 16, 2017 08:29,   

Updated February. 16, 2017 08:32

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殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏の家族が中国当局の保護を受けていることが確認された。国家情報院の李炳浩(イ・ビョンホ)院長は15日、国会情報委員会懇談会に出席し、「マカオにいる長男のキム・ハンソル氏と家族、そして北京にいる最初の夫人の2つの家族が現在中国の保護を受けている」と明らかにした。

1995年生まれのキム・ハンソル氏は、金正男氏と2番目の夫人イ・ヘギョン氏の間に生まれた長男で、妹のキム・ソルヒ氏とともにマカオに滞在している。別の消息筋によると、彼らは中国国家安全部の保護の下、身の安全を確保しやすい北京に移動中であることが分かった。金正男氏は最初の夫人シン・ジョンヒ氏との間に次男のキム・クムソル氏がいて、彼らは現在北京に滞在しているという。

平壌(ピョンヤン)で生まれたキム・ハンソル氏は、金正男氏が後継者から外れるとマカオや中国本土などを転々とし、フランスのパリ政治学院ルアーブル校を卒業して昨年9月に英オックスフォード大学大学院に合格したが、登録しなかった。

キム・ハンソル氏は、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)で「民主主義を好む」と明らかにするなど、北朝鮮体制に反対する考えを示し、2012年10月にあるインタビューでは叔父である北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を「独裁者(dictator)」と表現した。



문병기 ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com