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韓国人の水産物消費、日本を超えて世界トップ

韓国人の水産物消費、日本を超えて世界トップ

Posted February. 13, 2017 08:26,   

Updated February. 13, 2017 08:28

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韓国人が、世界的水産大国である日本やノルウェーの国民より、さらに多くの水産物を食べていることが分かった。しかし、国内水産物の生産量はますます減っており、水産物の海外依存度はさらに高まりかねないという懸念が出ている。

12日、海洋水産部(海水部)によると、国連食糧農業機関(FAO)の世界水産養殖状況の統計を分析した結果、韓国人の2013~2015年の1人当たりの年間水産物消費量は58.4キロで、主要国の中で首位だった。ノルウェー(53.3キロ)や日本(50.2キロ)、中国(39.5キロ)などがその後を次いだ。調査対象は単一国家として集計された欧州連合(EU)のほか、23国だ。海水部国際協力総括課の尹祥麟(ユン・サンリン)課長は、「健康への関心が高まったことを受け、国内消費者の水産物消費量は増えている一方で、日本は若年層の水産物摂取が減っているうえ、福島原発事故後に減少した水産物消費量がまだ回復していない」と説明した。

韓国人が最も愛する水産物はイカだった。海水部が農村経済研究院の2014年の1人当たりの食品供給量を分析した結果、イカの摂取量は5.4キロで最も多かった。エビ(4.5キロ)、いわし(4.2キロ)などの順だった。

しかし、水産物供給の見通しは暗かった。FAOは2025年、韓国人1人当たりの水産物摂取量は64.3キロと予想した。しかし、水産物生産量は、2013~2015年の年平均203万9000トンから、2025年は198万トンへと2.9%減少するものと見込まれる。同期間、輸出量は25万トン(マイナス38%)が減り、輸入量は24万トン(14%)が増えるだろうと予想された。



朴星民 min@donga.com