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ユッケは食べても安全、感染した牛肉は流通されず

ユッケは食べても安全、感染した牛肉は流通されず

Posted February. 11, 2017 08:34,   

Updated February. 11, 2017 08:36

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乳牛に次いで韓牛でも口蹄疫が発生したことを受け、一部の消費者は、牛肉や牛乳を食べたり飲んだりしてもいいのか、不安を感じている。政府は、「口蹄疫は人間に伝染する病気ではなく、安心して食べてもいい」と説明している。

20日、農林畜産食品部(農食品部)によると、口蹄疫とは、蹄が割れた動物のみがかかる感染症だ。口蹄疫にかかった家畜と接触しても、人間はかからない。万が一、口蹄疫にかかった牛肉や豚肉を食べても、ウイルス自体が熱弱く、50度で30分以上加熱すれば死滅する。

肉は流通過程で時間が経つほど酸度が下がり、口蹄疫ウイルスが生き残るのが難しい環境になる。ユッケも安心して食べてもいい、というのが農食品部の説明だ。ユッケに使う部分は筋肉部位なので、ウイルスが生き残るのが難しいうえ、口蹄疫が発生した牛や豚はすべて処分することになっており、ユッケ用肉として流通されることなどないという。

市場に流通される牛乳も、滅菌過程でウイルスが死滅する。150度以上で滅菌する滅菌牛乳だけでなく、普通の牛乳も90度以上で滅菌する過程を経るからだ。口蹄疫ウイルスは、76度以上で7秒間加熱すれば、ウイルスが破壊するという。



崔惠? herstory@donga.com