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韓米国防長官「THAADは計画どおり」で一致、上半期にも配備

韓米国防長官「THAADは計画どおり」で一致、上半期にも配備

Posted February. 01, 2017 06:57,   

Updated February. 01, 2017 07:14

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韓民求(ハン・ミング)国防部長官とジェームズ・マティス米国防長官は31日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をはじめ北朝鮮の核・ミサイル脅威の対応能力を持続的に強化することで合意した。

両長官は同日午前20分ほど電話会談を行い、このような内容を骨子とする堅固な同盟態勢の維持を再確認したと、国防部が明らかにした。

最近、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射脅威と関連して両者は、北朝鮮が韓米両国の転換期的状況を誤認していつでも挑発を強行する可能性があると見ている。国防部関係者は、「両者は、戦略爆撃機の韓半島出撃など米国の強力な拡大抑止(Extended Deterrence)と堅固な連合防衛態勢で北朝鮮の挑発を抑止し、有事の際には即時に圧倒的に対応できる万全の態勢を維持することで一致した」と明らかにした。

「限韓令」(韓流禁止令)など中国の対韓報復措置にもかかわらずTHAADは計画どおり配備するという点も再確認した。軍関係者は「両国長官がTHAADを支障なく配備することで意見が一致した」とし、「早ければ今年前半期に(THAAD1砲台が)配備できるだろう」と話した。

マティス長官は、就任後初めての海外歴訪先として韓国を2、3日に訪れる。米国防長官が就任直後に韓国を初めての歴訪国に含めたのは、1997年のウィリアム・コーエン元長官以来。マティス長官は、「北朝鮮の核・ミサイル脅威への対応と同盟関係の重要性についての米国の認識が反映された」と韓長官に説明したと、軍は伝えた。

マティス長官は2日、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行と金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長と会談した後、3日に韓長官とソウル龍山区(ヨンサンク)の国防部庁舎で会談を行う。両者は会談後、北朝鮮の核・ミサイル挑発脅威に対する強力な警告メッセージを発表する。マティス長官は3日、韓長官との会談前に尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とも会って外交安保懸案について意見を交わす予定だ。一方、国防部関係者は、「マティス長官が最近、トランプ大統領に(現役時代のニックネームである)「狂犬(Mad Dog)」という表現を使わないでほしいという考えを表明したことがある」とし、「同盟国長官に対する礼遇の次元で(韓国メディアの)このような表現の自制を望む」と伝えた。



ユン・サンホ軍事専門記者 ddr@donga.comysh1005@donga.com