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月面に最後の足跡を残した米宇宙人「サーナン」氏が他界

月面に最後の足跡を残した米宇宙人「サーナン」氏が他界

Posted January. 18, 2017 08:33,   

Updated January. 18, 2017 08:34

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月面に降り立った最後の人間と言われていたユージン・サーナン(写真)が、米テキサス州ヒューストンにある病院で16日(現地時間)他界したと遺族が発表した。享年83歳。

サーナンは29歳だった1963年、米航空宇宙局(NASA)で宇宙飛行士に選★ばれ、1966年、宇宙遊泳に成功した2度目の米国人になり、1972年にはNASAの最後の月探査船アポロ17号に乗って月面に立った最後の人間になった。月を離れる前に、月面に自分の娘の名前のイニシャルを手で書いたエピソードはよく知られている。サーナンは、宇宙で計566時間15分を過ごした。

1976年にNASAを引退後、宇宙航空分野のコンサルティング会社を経営するなど、実業家として活動した。米議会で月探査再開の必要性を説明する活動も繰り広げた。1999年には「月面に立った最後の人間(The Last Man on the Moon)」というタイトルの自叙伝を発売した。



韓基渽 record@donga.com