ソウル市は改正された「障害者・高齢者・妊婦などの便宜増進の保障に関する法」に基づいて、障害者と障害者保護者とを区分した新しい障害者専用駐車区域の駐車標識を今月から普及すると、3日明らかにした。
新しい標識は、従来の四角形を原型に変え、地色は、本人運転用は黄色、保護者運転用は白色にした。保護者運転用標識を付着した車両は、障害者が搭乗したときのみ、専用駐車区域に車を止めることができる。保護者運転用標識を取り付けた車両が、障害者を乗せず、専用駐車区域を利用する事例が増えることを防ぐための施策といえる。
駐車標識を取り替えるためには、従来の駐車標識や自動車登録証、運転免許証を持って、管轄洞住民センターを訪れればいい。交換期間は来月28までだ。8月までは広報期間として、従来の標識と混用が可能だが、9月からは違反時は罰金10万ウォンを払わなければならない。特に、身体障害の下肢関節や脊椎障害6級の場合、2010年から、「歩行上障害基準」から外され、専用区域に車を止めることができない駐車不可標識を受けなければならない。
ソウル市の関係者は、「障害者専用駐車区域には、障害者が搭乗する場合のみ駐車できる」といい、「障害者の移動権保障のため、今後、取締りや点検を強化していきたい」と明らかにした。
姜昇賢 byhuman@donga.com