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リオ五輪のトンガ騎手、「スキーで平昌五輪に挑戦」を宣言

リオ五輪のトンガ騎手、「スキーで平昌五輪に挑戦」を宣言

Posted December. 07, 2016 08:28,   

Updated December. 07, 2016 08:29

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今年8月のリオデジャネイロ五輪開会式で「筋肉マン」と呼ばれたトンガ代表の騎手、ピタ・タウファトファ(33=写真)が2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪への挑戦を宣言した。

英紙ガーディアンは6日、「リオ五輪にテコンドー選手で参加したタウファトファが平昌五輪でトンガ史上初の男子スキー・クロスカントリー競技に参加したい意向を表明した」と報じた。タウファトファは、リオ五輪開会式で上半身裸で、がっちりとした筋肉を見せつけながら国旗を振るい、強烈な印象を残した。トンガ史上初の五輪男子テコンドー(男子80キロ級)に出場したが、初戦で負けた。

しかし、今度は競技を変えて再び五輪に挑戦する覚悟だ。タウファトファは、「人生のすべてをかけた五輪出場はリオ五輪で達成した。今度はさらに一歩進んで平昌五輪でメダルを獲得するのを目標にする」と話した。人口約10万6000の南太平洋に浮かぶ島国トンガは、熱帯気候で冬季スポーツが活性化していない国だ。2014年のソチ冬季五輪には初めて1人のリュージュ選手が参加した。昨年の国際スキー連盟(FIS)ノルディック世界選手権に参加したマケレタ・ステファンがトンガ初の女子スキー選手だ。

トンガ・スキー協会の冬季スポーツ開発プログラムに参加し、平昌への夢を育む予定のタウファトファは、「平昌五輪でメダルを取って、みんなに不可能はないというメッセージを伝えたい」と話した。しかし、その望みは簡単にはかなえそうにない、という見方が多い。大韓スキー協会の関係者は、」タウファトファが五輪で出場するためには、1年間、各種大会に出場して五輪出場に必要なポイントを取らなければならないのだが、それは困難だろう」と話した。



鄭允喆 trigger@donga.com