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海外メディア「子供の手を取っての平和デモは極めて印象的」

海外メディア「子供の手を取っての平和デモは極めて印象的」

Posted November. 28, 2016 08:50,   

Updated November. 28, 2016 09:07

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海外の複数の主要メディアは、5回目の週末ろうそく集会を、「1987年の民主化闘争後の最大規模」で、平和裏にデモを終えた韓国国民の成熟した市民意識を結構大きく報じた。

米紙ニューヨークタイムズは、「初雪の降る冷たい天気の中でも、母親たちは子供たちを連れて出てき、若いカップルたちは、一緒に抱いたまま、『大韓民国は民主共和国だ』と歌を歌った。犬のペットを連れてきた人もいた」と、大規模な集会が平和裏に行われたことを高く評価した。英BBC放送も、「5週間も続いた集会に、警察2万5000人が配置されたが、暴力沙汰は1件も報告されなかった」と報じた。ドイツ国営放送「ドイツの声」は、「人々がお互いに食べ物やプランカード、チラシなどを分け合った。スピーカーから流れてくる音楽に合わせて踊る人もいた」と、祭りのような集会の空気を伝えた。

海外メディアは、多様なアイデアで自分の意思を表現する新しい集会方式にも注目した。中国新華社通信は、午後8時から1分間続いた「抵抗の1分間消灯」を紹介し、「暗さは光には勝てないというメッセージを伝えようと、数多いろうそくを一斉に消してからつけ直すイベントを行った」とし、「韓国国民が平和で、祭りのようなデモをおこなうことで、集会の新しいページを切り開いた」と評した。AFP通信は、スマートフォンの普及率が最も高い韓国で、ろうそくアプリケーションをダウンロードして手にしている姿を伝えた。

崔順実(チェ・スンシル)ゲートが、韓国の外交政策に負担になるだろうという報道も相次いだ。米紙ウォールストリートジャーナルは、「雪だるまのように膨らむ韓国政治ドラマが政府を麻痺させている」とし、韓国が米ドナルド・トランプ政府の外交政策に対応するのに困難を覚えるだろうと報じた。



董正民 ditto@donga.com