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改良ヒラメ「イシビラメ」の種苗を中国に初輸出

改良ヒラメ「イシビラメ」の種苗を中国に初輸出

Posted November. 14, 2016 07:44,   

Updated November. 14, 2016 07:47

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国内で改良したヒラメ類魚「イシビラメ」の種苗が中国に輸出された。海洋水産部(海水部)は10日、イシビラメの優良種2万匹(2万ドル=約2300万ウォン相当)を中国に初めて輸出したと、13日明らかにした。ヒラメ類であるイシビラメは、20度以下の水温で育ち、成長が早く、肉質がコリコリしているので、欧州や中国などで蒸し料理などに多く使われる魚種と言われている。

今回輸出した魚は、2013年にフランスから輸入した親から生産した種苗を韓国技術で改良したものだ。海水部は輸出戦略用優秀種苗開発のため、2012年から「ゴールデンシードプロジェクト」を推進してきた。ヒラメ類であるハタ科などの魚類やアワビ、海苔などの高付加価値水産種苗を開発する事業だ。2021年まで748億ォンを投資して、56億ドル(約6兆5000億ウォン)の種苗輸出を達成するという目標を掲げている。

海水部は、今回のイシビラメ輸出を機に、国産ヒラメ類種苗の海外市場進出を推進し、ペルー現地に生産基地を構築する計画だ。

海水部養殖産業課のオ・グァンソク課長は、「世界水産種苗市場規模は157億ドル(約18兆ウォン)に達しており、今後も成長可能性が高い」と言い、「多様な水産資源の優良種苗を開発して輸出を活性化させる計画だ」と語った。



キム・ジェヨン記者 redfoot@donga.com