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朴大統領の訪朝対話録はあるのか?

Posted October. 21, 2016 08:25,   

Updated October. 21, 2016 08:26

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国会情報委員会の野党「共に民主党」幹事を務める金炳基(キム・ビョンギ)議員が20日、朴槿恵(パク・クンへ)大統領の2002年の訪朝における発言内容の公開を要求し、朴大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記(当時)との対話録が存在するのかどうか、流出したのかどうかに関心が集まっている。

朴大統領は、韓国未来連合創党準備委員長だった2002年5月11日から14日まで平壌(ピョンヤン)を訪れ、金正日総書記と単独で面談した。このことについて野党「国民の党」の朴智元(パク・チウォン)非常対策委員長は、「朴槿恵・金正日対話録」に言及し、「国のために公開しない」と明らかにしたことがある。まるで対話録を持っていたり面談内容を知っているというニュアンスだった。

朴委員長が対話録を持っているのなら、どのように入手したのかが問題になる。単独面談の録音を北朝鮮側が国家情報院や別のホットラインを通じて金大中(キム・デジュン)政府に提供し、当時大統領秘書室長だった朴委員長が入手したという話になる。

朴委員長はその後、対話録の存在の有無について、「そのことはこれ以上話さない」と発言を控えている。

国家情報院人事処長を務めた金議員は、「メカニズム上、国家情報院が持っている可能性があると言っただけで証拠はない」と話した。



길진균기자 キル・ジンギュン記者 leon@donga.com