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李英愛の「師任堂」にTHAADのとばっちり、来年1月に放送延期

李英愛の「師任堂」にTHAADのとばっちり、来年1月に放送延期

Posted September. 29, 2016 07:28,   

Updated September. 29, 2016 08:32

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「宮中女官チャングムの誓い」で有名な女優「李英愛(イ・ヨンエ)」の復帰作「師任堂(サイムダン)、光の日記」の韓国と中国での同時放送が、THAAD(サード、高高度防衛ミサイル体系)を巡る対立の影響で、来年に延期となった。

SBSは最近、「当初、10月に韓国と中国で同時放送される予定だった「師任堂…」の放送を、来年1月に延期した。(中国での)審議結果を待っている」と明らかにした。中国でメジャー放送会社と言われている湖南衛星テレビは、自社のホームページに最近まで放送予告を流したりした。放送業界では、「師任堂…」が韓国だけで放送される可能性もささやかれている。

8月に韓国と中国での同時放送を開始したSBSドラマ「月の恋人-歩歩驚心:麗」の場合、中国動画サイト「優酷」で10億件以上のクリック件数を記録して善戦しているが、当初予定されていた俳優らの中国進出計画などには支障が起きている。今年、韓中同時放送を狙って制作された「花郞(ファラン):ザ・ビギニング」や「アントゥラジ」も、行き先は不透明だ。ネットユーザーらは、「中国市場を狙って作ったが、中国で屁理屈を並べているので難しいのではないか」、「これを機に、中国への機嫌伺いはやめて、韓国視聴者らに焦点を絞るべきだ」などの声も上がっている。



임희윤기자 イム・ヒユン記者 imi@donga.com