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欧州政界、女vs女「薔薇の戦争」

Posted September. 19, 2016 08:20,   

Updated September. 19, 2016 08:46

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「メルケル首相は子供を産んでいないので未来を考えない。私は子供を4人産んだ」

ドイツ右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)のフラウケ・ペトリー党首代表が最近、ドイツ日刊紙シュテルンとのインタビューで、メルケル首相に毒舌を浴びせた。メルケル首相が後世を考えずむやみに移民を受け入れていると批判するために子供の話を出したのだ。ドイツ政界では子供問題の言及はタブーだ。ペトリー氏は、子供を3人産めば移民を受け入れる必要がないとし、移民受け入れの拡大に反対している。

最近、欧州は「薔薇の戦争」と呼ばれるほど女性政治指導者が激しい争いを繰り広げている。特に右派政党の代表に女性が就き、女性国家元首と鋭い攻防を続けている。

ドイツではAfDの登場で保守票が離れ、メルケル首相が選挙で苦しんでいる。来年の総選挙を占うとされる18日のベルリン州議会選挙でも苦戦が予想される。今月5日、選挙区のメクレンブルク=フォアポンメルン州議会選挙でAfDに続き3位に終わる屈辱を味わったメルケル首相は、ベルリン州議会選挙でも2位、または緑の党につぐ3位に終わると予想されている。一方、AfDは二桁得票で初の首都議会入りを目前にしている。

16日、右派政党の「英国独立党」(UKIP)の代表に選出されたダイアン・ジェームズ氏は当選初日から「メイ首相が私たちが推進した『グラマースクール』復活公約を横取りした」と鋭く攻撃し「薔薇の戦争」を予告した。グラマースクール復活は、メイ首相の就任後の改革の1つだ。



파리=동정민특파원 パリ=トン・ジョンミン特派員 ditto@donga.com