Go to contents

元大宇造船幹部「大宇造船の人事を牛耳ったのは政治家と大統領府」 聴聞会で証言

元大宇造船幹部「大宇造船の人事を牛耳ったのは政治家と大統領府」 聴聞会で証言

Posted September. 10, 2016 07:10,   

Updated September. 10, 2016 07:57

한국어

韓進(ハンジン)海運や大宇(テウ)造船海洋など造船・海運大手の経営破たんの原因やその責任を問うため、8日から二日間にわたって開かれた聴聞会は、結局、「空振り」で終わってしまった。

「西別館会議」発言で聴聞会開催の引き金となった洪起澤(ホン・ギテク)元KDB産業銀行会長は最後まで姿を現さなかったし、粉飾会計の責任者である南相兌(ナム・サンテ)や高載浩(コ・ジェホ)元大宇造船社長も同様に出席せず、聴聞会は実体のない攻防だけが飛び交った末、幕を閉じた。

証人として出席した韓進海運の崔恩瑛(チェ・ウンヨン)前会長(現在は裕秀ホールディングス会長)は、韓進海運が法定管理を受けるまでになったことについて、「道義的責任を感じている」と謝罪したが、「(裕秀ホールディングスの所有となっている)韓進海運社屋の賃貸料が数か月間も滞っているなど、すでに苦痛分担をしている」と主張し、議員らの私財拠出の要求には即答を避けた。

大宇造船の経営破たんに関連した大統領府の責任論を巡る攻防も続いた。申大湜(シン・デシク)元大宇造船監査室長は、「(人事請託などを通じて大宇造船を牛耳ったのは)政治家や大統領府の方ではないかと思う」と主張したが、閔裕聖(ミン・ユソン)元産銀会長は、「大統領府の人事請託については全く知らない」と反ばくした。



박창규기자 kyu@donga.com · 정민지기자 パク・チャンギュ記者 チョン・ミンジ記者 jmj@donga.com