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ロシア最大の肥料工場、韓国企業が建設する

ロシア最大の肥料工場、韓国企業が建設する

Posted September. 05, 2016 08:32,   

Updated September. 05, 2016 08:36

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領のロシア訪問(2、3日)を機に、ナホトカ肥料工場事業やオイルタンカーの建造、造船業コンサルティングの3大「極東経済参加プロジェクト」が本格的に推進されると、大統領府が4日明らかにした。全体規模が57億6000万ドル(約6兆4000億ウォン)に上る。

まず、現代(ヒョンデ)自動車グループ傘下の現代エンジニアリングや現代建設のコンソーシアムは、ロシア沿海車のナホトカに世界最大容量の肥料工場を建設する事業を受注した。ロシア国営化学グループ(NCG)が持ち分の100%を所有しているNMFFが発注した事業であり、事業規模は51億ドルに上る。現代エンジニアリングのコンソーシアムは2014年9月、優先交渉対象者に選ばれ、朴大統領のロシア訪問を機に、本契約を交わした。

現代重工業は、ロシア国営船社であるソブコムフロートが発注するオイルタンカー12隻の建造契約(6億6000万ドル)を、今月末に交わすことに合意した。現代重工業は先月、優先交渉対象者に選ばれ、現在、詰めの交渉を行っている。ロシア側は、現代重工業に対し、オイルタンカーの受注条件としてズべズダ造船所の船舶建造技術協力に向けた合弁会社の設立を要求し、双方は関連覚書(MOU)も交わした。大宇(テウ)造船海洋の子会社であるディーセック(DSEC)は、ロシアズべズダ造船のクラスター造成に向けた技術諮問合弁ベンチャーを設立することにした。

これとは別に、今回の首脳会談を機に、韓国企業は、ウラジオストクの冷凍倉庫建設など、3億9500万ドル規模の極東開発プロジェクトに参加することにした。

また、3日に行われた韓ロ通商閣僚会議では、韓国とユーラシア経済連合(EAEU)との自由貿易協定(FTA)の締結に向けた政府間交渉を、来月5日に開始することに合意した。

一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が3日、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が1979年に「總和前進」と書いた新年試筆を朴大統領にプレゼントしたと、大統領府は伝えた。プーチン大統領は、「米国の美術品市場に出てきたものを特別に購入したものだ」とし、「私の知る限り、一つしかない本物だ」と説明したという。同日、韓ロ首脳会談は、プーチン大統領が遅刻したため、1時間45分も遅れて開催された。

世宗市=ソン・ヨンイル記者 ウラジオストク=チャン・テクトン記者



세종=손영일 기자scud2007@donga.com · 블라디보스토크=장택동 世宗市=ソン・ヨンイル記者 기자will71@donga.com