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ソウルは優勝への希望をつなげるか、28日に全北と運命の一戦 Kリーグ・クラシック

ソウルは優勝への希望をつなげるか、28日に全北と運命の一戦 Kリーグ・クラシック

Posted August. 27, 2016 07:48,   

Updated August. 27, 2016 08:59

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「守りか追い上げか」

プロサッカー、Kリーグクラシック(1部リーグ)の1、2位の全北(チョンブク)とソウルが28日、ソウルW杯競技場で今季3度目の対戦を迎える。シーズン開幕27試合無敗を記録して独走している全北は、勝ち点でソウルを大きく引き離しているため、この1戦で順位が変わることはない。だが、どっちが勝つかによって、今季の首位争いに大きな影響が出るのは間違いない。

全北が勝てば、首位争いは事実上終わったも同然だ。26日現在、16勝11分けの全北の勝ち点は59、ソウルは15勝4分け8敗で49だ。28日に全北が勝利すれば、両チームの勝ち点差は13に広がる。28日以降、両チームは10試合ずつを残すことになる。開幕後一度も負けがない全北の戦力を考えれば、ソウルが残り10試合で13点の勝ち点差を覆すのは困難だ。ソウルが全勝しても全北が10試合で勝ち点18を取れば、優勝は全北のものとなる。

しかし、この試合でソウルが勝つ場合、全北との勝ち点差が7に縮まり、優勝への希望をつなぐことができる。勝ち点差7は、ソウルとしても土壇場での大逆転を狙える範囲にある。こうした状況について、黄善洪(ファン・ソンホン)ソウル監督は、「優勝争いの構図が決まる重要な一戦だ。激しく、厳しい試合になるだろうが、全北の無敗行進を阻止できると思う。ホームで勝ち点差を縮めれば、優勝争いでも大きな前進となるだろう」と話した。

今季開幕を控えて行った2度の対戦では、いずれも全北が1点差で勝利した。だが、最近の勢いだけでみると、ソウルがやや上回っている。ソウルは最近5連勝を挙げた。全北は最近の5試合で3勝2分けを記録した。ソウルは、この5連勝で3点だけを与え、不安要素と指摘された守備も安定感を取り戻した。5連勝を挙げる前の5シアでは9失点した。

ただ、チーム内で最多得点を記録しているデヤンが警告累積で全北戦に出場できないのは痛手だ。13ゴールで得点ランキング3位に入っているデヤンはアドリアーノ(11得点)、朴主永(パク・ジュヨン=8得点)とともに今季チーム得点(52得点)の60%以上を挙げた「アデパク・トリオ」の中核だ。



이종석기자 イ・ジョンソク記者 wing@donga.com