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中国の高校生たちの「韓流留学」、50人が韓国の高校に編入

中国の高校生たちの「韓流留学」、50人が韓国の高校に編入

Posted August. 25, 2016 07:35,   

Updated August. 25, 2016 07:49

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中国のとある高校の生徒50人が、大挙して韓国の高校に留学した。韓国の高校に中国人の高校生がこれほど大規模に編入学したのは前例のないことだ。

24日、複数の該当高校によると、編入学した生徒は全員が中国北京の新橋外国語高校の韓国語クラスの3年生だ。彼らは韓流ブームに乗って、韓国に関心を持つようになって韓国語科に進学し、韓国の大学に入学することを希望しているという。

最近、大元(テウォン)外国語高校(5人)や明徳(ミョンドク)外国語高校、美林(ミリム)女子高(15人)、宇信(ウシン)高校(16人)などに編入した新橋外国語高校の生徒たちは寮で過ごしているが、韓国の生徒と同額の学費を払っている。

新橋外国語高校は年明けから、韓国の複数の高校を何度も訪問して、編入学ができるかどうか調べた。その対象学校に選ばれた大元外国語高校や明徳外国語高校、美林女子高、宇信高校の関係者らは6月、新橋外国語高校に直接出向いて、留学を希望する生徒たちへの面接を行った。しかし、ビザ発給まで時間がかかりすぎたので、生徒らは最近になってようやく韓国入りすることができた。明徳外国語高校は24日、オリエンテーションを実施し、大元外国語高校は16日から授業を開始した。宇信高校や美林女子高に編入学した中国人生徒たちは、29日から授業に参加する。学制が異なるので、韓国の2年2学期に編入した中国人生徒たちは、韓国の生徒たちと同じ教室で、韓国語で授業を受けることになる。各学校は、韓国生徒たちの保護者に対して、このような編入学の内容を伝え、同意を求めた。

新橋外国語高校は、来年はもっと多くの生徒たちを韓国に送りたいとしている。しかし、外国人生徒たちの大規模な編入学を受け入れられる関連規定がない。中国で生徒たちを直接面接した美林女子高のチュ・ソクフン校長は、「多くの中国人留学生を受け入れ、韓国をよく理解するグローバル人材を育成できるよう制度や支援策をまとめるべき時期に来ている」と話した。



최예나기자 チェ・イェナ記者 yena@donga.com