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英首相、「中国なだめ」で習近平主席に直筆の手紙

英首相、「中国なだめ」で習近平主席に直筆の手紙

Posted August. 18, 2016 07:52,   

Updated August. 18, 2016 08:07

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英国のテリーザ・メイ首相が、中国の習近平国家主席と李克強首相に手紙を書き、和解の手を差し出した。先月28日、中国のコンソーシアムが投資するヒンクリーポイントC原子力発電所の建設を見直すことを明らかにしたことに気分を害した中国をなだめるための措置とみられる。

中国外交部は17日、メイ首相が「貿易とグローバル問題で、中国との協力強化を期待する」という内容の書簡を、中国を訪問したアロク・シャルマ外務政務次官(アジア太平洋担当)を通じて伝えたと明らかにした。

英紙ガーディアンは、「英国の首相が自筆の手紙を伝えることは大変異例」と報じた。これは中国の劉暁明駐英大使が8日、英紙フィナンシャルタイムズに、「今、中国と英国の関係は歴史的に重大な時にある。英国が中国に扉を開けることを望む」と呼びかける書簡に対する返事の性格も込められている。

中国との関係を優先にしたキャメロン政府とは違って、メイ首相は中国に対して不満を示した。メイ首相の政治分野の参謀とされるニック・ティモシー氏は、「原発建設に中国の参加を許可することは、中国に国家の安全保障を売ることだ」とし、「貿易と投資にだけ没頭し、国家の安全保障を見失ってはならない」と強く非難してきた。

しかし、劉大使が同紙への書簡で、「この5年間の中国の対英投資額は、ドイツ、フランス、イタリアの投資を合わせた額よりも多い」と主張するなど、中国は英国に圧倒的に多くの投資をしてきた。国家負債の解消に力を入れている英国としては、中国の甘い投資誘惑を振り切ることは容易ではなかったとみられる。特に、英国は欧州連合離脱を控えており、個別的な国家との貿易に神経を使わざるを得ない。ガーディアンは、「保守党政権でキャメロン政府が築いてきた中国との関係を維持するというメイ首相の強い意志が込められた」と分析した。

関心は、メイ首相が来月に決定を先送りしたヒンクリーポイント原発建設プロジェクトを、どのように結着をつけるのかに注がれている。シャルマ次官は15日、中国の王毅外相と会ってこの問題を話し合った。メイ首相は、来月4、5日に中国・杭州で開かれる主要20ヵ国(G20)首脳会議に参加し、習主席と首脳会談を行う。原発建設プロジェクトに終盤に割り込んだ中国国営の軍需業者に英国は冷たい視線を送っており、メイ首相の選択は英国内部でも大きな注目を浴びている。



파리=동정민특파원 パリ=トン・ジョンミン特派員 ditto@donga.com