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「憲兵が治安を担わなければ」、朝鮮無断統治の主犯の手紙

「憲兵が治安を担わなければ」、朝鮮無断統治の主犯の手紙

Posted August. 12, 2016 07:25,   

Updated August. 12, 2016 07:45

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1910年前後、抗日義兵弾圧と無断統治の主犯である明石元二郎憲兵司令官が朝鮮の治安を憲兵が担うべきであるとし、憲兵警察制の施行を主張した手紙が11日、公開された。

独立記念館韓国独立運動史研究所は、1909年8月3日、明石が憲兵司令官を退き、後任の榊原昇造に宛てた長さ11メートルの巻物の手紙を公開した。明石はこの手紙で、義兵弾圧を終えて植民統治の基盤を築くために、憲兵が韓国の警察権を掌握しなければならないと主張した。明石の主張は、1910年6月の寺内正毅統監の赴任後に実現され、日本の無断統治の根幹になった。

 

独立運動史研究所は、この手紙を今年、京都の研究者から入手したと明らかにした。1907年に朝鮮駐留の憲兵司令官に就任した明石は、義兵弾圧の主役として悪名を轟かせた。



조종엽기자 チョ・ジョンヨプ記者 jjj@donga.com