独立記念館韓国独立運動史研究所は、1909年8月3日、明石が憲兵司令官を退き、後任の榊原昇造に宛てた長さ11メートルの巻物の手紙を公開した。明石はこの手紙で、義兵弾圧を終えて植民統治の基盤を築くために、憲兵が韓国の警察権を掌握しなければならないと主張した。明石の主張は、1910年6月の寺内正毅統監の赴任後に実現され、日本の無断統治の根幹になった。
独立運動史研究所は、この手紙を今年、京都の研究者から入手したと明らかにした。1907年に朝鮮駐留の憲兵司令官に就任した明石は、義兵弾圧の主役として悪名を轟かせた。
조종엽기자 チョ・ジョンヨプ記者 jjj@donga.com