Go to contents

カナダ人の独立有功者スコフィールド氏の子孫が訪韓

カナダ人の独立有功者スコフィールド氏の子孫が訪韓

Posted August. 10, 2016 07:05,   

Updated August. 10, 2016 07:23

한국어
光復(日本の植民地支配からの解放)71周年を迎え、外国人独立有功者の子孫が韓国を訪れる。国家報勲処は9日、11~17日に開催する国外居住の独立有功者の子孫招請行事の招請対象者(8ヵ国41人)に外国人独立有功者3人の子孫9人が含まれたと明らかにした。

日本の侵略を写真や記録で残した英国出身のカナダ人、フランク・スコフィールド(韓国名ソク・ホピル、1889~1970)博士の孫娘のリサ・ゲイル・スコフィールドさんら家族4人が訪韓する予定だ。今年は、スコフィールド博士の来韓100周年なので意味深いと、報勲処は伝えた。

また、大韓毎日申報と英字新聞を創刊して日本の侵略を全世界に暴露した英国人アーネスト・ベセル先生(1872~1909)の孫のスーザン・ジェイン・ブラックさん(60)と孫のベゼル・トーマス・オーウェンさん(57)の3人も韓国の地を踏む。米上院演説を通じて日本の侵略を非難し、植民統治の実状を米議会に告発したジョージ・ノリス元米上院議員の曽孫のデイビッド・ノリス・ロスさん(49)と玄孫のウィリアム・ノリス・ロスさん(16)も報勲処の招請を受けた。

そのほかにも、第二次韓日協約の無効を宣言する高宗(コジョン)の親書をロシア皇帝に伝えたハーグ特使李瑋種(イ・ウィジョン)先生の子孫であるロシア人の曽孫のヒスクロフ・ユリヤさん(46)と夫のヒスクロフ・ミヒャエルさん(49)も含まれた。パリ講和会議に代表者を派遣して韓国の独立を訴えた韓始大(ハン・シデ)先生と臨時政府首相などを務めた桂園(ケウォン)盧伯麟(ノ・ベクリン)将軍の子孫も参加する。

参加者は、ソウル西大門(ソデムン)独立公園、天安(チョンアン)独立記念館、大韓民国歴史博物館などを訪れ、独立運動の歩みと韓国の発展の姿を見学する計画だ。報勲処関係者は、「1998年以降、最も多い国外居住の独立有功者の子孫が訪韓するので、意味が格別だ」とし、「独立運動の価値を世代を越えて継承するよう努力する」と話した。



윤상호군사전문기자 ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com