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高麗大学、キューバ最高の名門大学と提携

高麗大学、キューバ最高の名門大学と提携

Posted July. 22, 2016 07:09,   

Updated July. 22, 2016 07:32

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高麗(コリョ)大学の廉載鎬(ヨム・ジェホ)総長は20日、キューバのハバナ大学を訪問して、グスタボ・コブレイロ・スアレス総長と包括的学術交流協定を交わしたと、21日明らかにした。国内大学が国交を交わしていないキューバの大学と学術交流協定を交わしたのは今回が初めてだ。ハバナ大学は、フィデル・カストロ元国家評議会議長を始め、多くのエリートを輩出したキューバ最高の名門大学だ。

高麗大学は、ハバナ大学との本格的交流のため、来年4月中旬に同大学の教授らを招待して、研究協力中心の国際学会(ナノ科学や生命工学、生命材料、ロボティクスなど)を開催することにした。人文学や社会科学、自然科学分野の共同学術研究と訪問教授の派遣など、具体的な実施案についても合意した。また、大学生を対象に交換プログラムを運営し、柔軟学期制を活用して共同研究や教授交換を積極的に奨励する計画だ。

高麗大学側は、「先月5日、韓・キューバ外交長官会談が実現したことを受け、両国間の国交正常化の可能性が高まっている中、両国の代表的教育機関が初めて交流協力を約束したことに意味がある」とコメントした。

廉総長は、「今回の協定は昨年から高麗大学が進めてきた『ラテンアメリカプロジェクト』の一つであり、医療・教育分野の先進国であるキューバの最高大学と交流を約束したことに大きな意義がある」と語った。スアレス総長は、「アジアの代表大学である高麗大学と協定を交わすことになったことを嬉しく思う」と言い、「今後、両校間に実質的な学術交流が活発に行われることを期待している」と応じた。

一方、廉総長は協約式典が終わった後、ハバナ大学独立250周年記念ホールで、この学校の役職付き教授らや学生など100人余りを対象に、「アジア高等教育の未来」について特別講演を行った。



정지영기자 チョン・ジヨン記者 jjy2011@donga.com