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日本、ムスダン発射受け日米ミサイル防衛強化へ

日本、ムスダン発射受け日米ミサイル防衛強化へ

Posted June. 24, 2016 07:21,   

Updated June. 24, 2016 08:39

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日本は、北朝鮮が弾道ミサイル発射に事実上成功したという分析が出たことで、足元に火がついた状態だ。最南端の沖縄を含め日本全域が射程圏に入るうえ、今のこところ迎撃手段も十分でないためだ。

23日配信の共同通信によると、安倍晋三首相は22日夜、参議院選の遊説を終えて東京に戻った後、緊急国家安全保障会議(NSC)を開いた。この席で出席者は、「北朝鮮のミサイル能力が一定水準に到達した」と判断し、日米ミサイル防衛(MD)能力を至急高めることを決めた。

前日に発射された中距離弾道ミサイル「ムスダン」は、高度を上げて400キロほど飛行したが、最大射程距離は3000~4000キロに達する。北朝鮮で発射したミサイルが2000キロ以上飛行する場合、日本全域が射程圏に入る。

毎日新聞は同日、北朝鮮のミサイルが高度1000キロに到達したことに対して、「正直驚いた」という防衛省関係者の発言を伝えた。これほど高く上がる場合、イージス艦に配備された迎撃ミサイルSM3(迎撃可能高度300キロ)では撃墜できない可能性がある。日米両国は、迎撃可能高度を上げるミサイル共同開発に至急乗り出す方針だという。



도쿄=장원재특파원 東京=チャン・ウォンジェ特派員 peacechaos@donga.com