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北朝鮮、ムスダン5回目の発射準備

Posted June. 22, 2016 07:13,   

Updated June. 22, 2016 07:44

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北朝鮮が東海岸で中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射準備をする動きが、21日、韓国と日本の軍当局によって捉えられた。

韓国軍当局者は、「東海岸でムスダンと推定されるミサイルを搭載した移動式発射台(TEL)の動きがあり、注目している」と話した。韓国軍は、北朝鮮がミサイルを発射する可能性があると見て、関連の動きを追跡している。しかし、ミサイル発射が差し迫ったという兆候はまだないという。日本の共同通信は、日米両政府が、韓国戦争66年の25日か北朝鮮の最高人民会議が開かれる29日に合わせてムスダンを発射する可能性に注目していると報じた。

日本政府は21日、北朝鮮ミサイルが自国の領空や領海に進入する可能性に備えて、自衛隊に弾道ミサイル迎撃のための「破壊措置命令」を下したと、NHKが報じた。これにより自衛隊は同日午後から高性能レーダーと迎撃ミサイル「SM3」を搭載したイージス艦を日本の周辺海域に展開し、警戒・監視活動を強めている。

東京では同日午後2時頃、航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」部隊が防衛省に到着し、迎撃ミサイルの発射機などの組み立て作業を行い、万一の事態に備えていると、NHKは伝えた。北朝鮮は4月中旬から5月末までに4回にわたって江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)でムスダン発射を試みたが、すべて失敗に終わった。

ユン・サンホ軍事専門記者



도쿄=서영아특파원 sya@donga.com · 윤상호군사전문기자 東京=ソ・ヨンア特派員  ysh1005@donga.com