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漢江公園の防犯カメラを2倍に、24時間モニタリング態勢へ

漢江公園の防犯カメラを2倍に、24時間モニタリング態勢へ

Posted May. 26, 2016 07:18,   

Updated May. 26, 2016 07:29

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漢江(ハンガン)公園内の防犯カメラ(CCTV)の数が現在の2倍に増える。漢江全域のCCTVを総括監視している「統合管制センター」の設立も推進するなど、漢江公園のセキュリティが大幅に強化される。

25日、ソウル市漢江事業本部によると、年間6000万人が訪れる漢江公園には、計336台のCCTVが設置されている。しかし、その大半が老朽化し、画質が悪いため、犯罪予防機能が落ちているという問題がある。これを受け、ソウル市は老朽化したCCTVを交換し、死角地帯がないのかを点検してCCTVの数を今年中に2倍に増やす計画だ。

これと共に、漢江のCCTVをリアルタイムで確認して、管理する統合管制センターの設置も推進する。統合管制センターは、約300億ウォンの予算をかけて、汝矣島(ヨイド)地域に設置することを検討している。統合管制センターにはCCTVだけを確認する「モニタリング専従者」が24時間勤務する。現在は11カ所ある漢江公園の案内センターで個別にCCTVをモニタリングしている。不審な動きや緊急事態が発生すれば、各センターから本部に報告する手順を経るため、犯罪発生時に迅速な対応が難しい問題があった。

これと共に、漢江公園のトイレも大々的に改善する予定だ。今は、屋外に男女トイレが並んだ構造となっているがこれを切り離し、また4ヵ所に過ぎない女性専用トイレも増やすことにした。漢江事業本部の関係者は、「江南(カンナム)駅殺人事件後、公共場所の利用に不安を感じている人たちが増えている」とし、「統合管制センターにワンストップ通報システムも備えて、事故に速やかに対処し、予防まで確実に行う方針だ」と説明した。



장선희 チョン・ソンヒ記者 기자