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李容濬駐イタリア大使、韓国人初の「ローマ好感賞」を受賞

李容濬駐イタリア大使、韓国人初の「ローマ好感賞」を受賞

Posted May. 25, 2016 07:37,   

Updated May. 25, 2016 07:45

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李容濬(イ・ヨンジュン)駐イタリア大使(60、写真)が、韓国文化をイタリアに広く広報した功労が認められ、「ローマ好感賞」を受賞した。

李大使は23日午後(現地時間)、ローマ市役所で行われた第46回ローマ好感賞授賞式で、韓国人としては初めてこの賞を受賞した。昨年5月に赴任した李大使は、2015ミラノエキスポで韓国パビリオンを成功裏に運営した上、韓国文化院が今年10月、ローマにオープンするなど、韓国文化をイタリアに紹介することに貢献したことが高く評価された。

表彰式には、李大使のほか、イタリアの人気グループである「ティロマンチノ」のボーカル、ペデリコ・チャンパリオネや俳優であるアジア・アルジェント、映画監督であるパオロ・ジェノベージェなど、13分野で目立った業績を上げた人物たちが一緒に受賞した。

1967年に制定されたローマ好感賞は毎年、文化や外交、公演芸術、研究などの分野で目立った活躍をしたイタリア人や外国人に授与される。歴代受賞者としては、映画俳優のソフィア・ローレン、映画監督であるフェデリコ・フェリーニ、建築家であるレンゾ・ピアノなどがある。

李大使は授賞式で、「イタリアの世界的名士たちが受賞した賞を、韓国を代表して受賞することになり、大変光栄と思う」と言い、「イタリアの中に韓国文化をさらに深く根付かせるために努力していきたい」と語った。



파리=전승훈특파원 パリ=チョン・スンフン特派員 raphy@donga.com