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来年のWBC、第1ラウンドはソウル開催が有力に

来年のWBC、第1ラウンドはソウル開催が有力に

Posted May. 18, 2016 07:23,   

Updated May. 18, 2016 07:42

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韓国とワールドベースボールクラシック(WBC)の第1ラウンド招致で競争している台湾が招致申請を放棄した。これでソウル高尺(コチョク)スカイドームで来年WBC第1ラウンドのグループ戦が開催される可能性が一段と高まった。

17日、台湾のメディアによると、台湾野球協会は前日、「WBC組織委員会に第1ラウンド開催申請を撤回する意向を正式に通知することを決定した」と明らかにした。これに先立ち、台湾のプロ野球リーグ「中華職業棒球大連盟」(CPBL)会長を務める呉志揚台湾国民党議員は5日、「大変信頼できる消息筋によると、(WBC第1ラウンドの)開催は競争相手の韓国で固まったようだ」と話した。当時、台湾野球協会では「発表は今月中旬に行われる」と反駁したが、結局降参した。

昨年、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12の韓国代表で台湾スペシャリストとして活躍したキム・ユンソク氏は、「台湾野球協会も雰囲気は知っていたが、国際大会の招致が主な収入源となっているため、土壇場まで未練を捨てきれなかったようだ」と説明した。

韓国野球委員会(KBO)は今年1月に招致申請書を提出した。直前の2013年WBCでは4チームずつ4組に分かれて台湾、米国、日本、プエルトリコの4ヵ国で第1ラウンドの試合を行った。今回のWBC第1ラウンドは来年3月に開催される予定だ。



황규인 ファン・ギュイン記者 기자