金奎顕(キム・ギュヒョン)大統領外交安保首席秘書官は同日、定例会見で、「2日午後、ハメネイ師との会談を推進している」とし、「朴大統領とハメネイ師の会談が実現すれば、両国関係の状況や発展方向について意見を交わすだろう」と話した。神政一致のイランでは、ハメネイ師は絶対権力を握る最高統治権者だ。
朴大統領は2日午前に、ロハニ大統領と1時間15分にわたって首脳会談を行う予定だ。両首脳では、経済協力のほかに北朝鮮の核問題など韓半島情勢についても意見が交わされるものとみられる。大統領府関係者は、「以前から北朝鮮とミサイル協力をするなど親密な友好国であるイランの首脳と朴大統領が会うというだけでも、北朝鮮には大きなメッセージだ」と強調した。
今回の訪問の経済使節団は、大企業38社、中小・中堅企業146社、公共機関・団体50社、病院2院の計236社と過去最大規模だ。安鍾範(アン・ジョンボム)大統領経済首席秘書官は同日、定例会見で、「両国間の貿易や投資正常化を通じて『第2の中東ブーム』の橋頭堡を築き、イランの経済再建に韓国が本格的に参加する契機になるだろう」と説明した。
장택동 チャン・テクドン記者 기자will71@donga.com