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北朝鮮、来月6日に党大会... 金正恩氏の独裁確固に

北朝鮮、来月6日に党大会... 金正恩氏の独裁確固に

Posted April. 28, 2016 07:27,   

Updated April. 28, 2016 07:34

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北朝鮮が27日、第7回労働党大会を来月6日に開くことを公式発表した。

北朝鮮の労働新聞は同日、「党中央委員会政治局が第7回労働党大会を5月6日に平壌(ピョンヤン)で開会することを決定した」と報じた。1980年の第6回党大会以来36年ぶりの開催であり、金正恩(キム・ジョンウン)政権の意図が注目される。

政府当局者は、「6日から3、4日間、北朝鮮労働党大会が行われるようだ」と話した。北朝鮮は党大会に参加する党代表者2000人を選出したという。

北朝鮮は過去の党大会で、新しい政策や路線を発表し、権力指導部を大々的に改編した。今回の党大会で政権5年目を迎えた金正恩第1書記が、唯一独裁体制と支配力を強化するためにどのような政策と路線を提示するのか、金第1書記の権力エリートがどのように交代するのか、注目される。

政府当局者は、金第1書記が政権5年の政治功績を誇り、長期独裁執権を正当化して経済難に苦しむ民心をなだめるために、中長期の経済開発計画を出すと予想した。特に、国際社会の北朝鮮制裁に対抗して核強国を主張する核ドクトリンを提示し、核保有を正当化する可能性が高いとみえる。しかし、国連など国際社会の北朝鮮制裁と国際的孤立の中、党大会の成功を宣伝するために資源と人材を無理に動員しているため、今回の党大会開催が今後の体制安定に「毒」になる可能性もあると、政府は見ている。



윤완준기자 ユン・ワンジュン記者 zeitung@donga.com