Go to contents

UFC看板、マクレガーが突然引退宣言

Posted April. 21, 2016 07:23,   

Updated April. 21, 2016 07:32

한국어

総合格闘技UFCの看板スター、コナー・マクレガー(27=アイルランド、写真)が20日、突然引退を宣言し、世界格闘界に衝撃が走っている。

マクレガーは同日、自身のツイッターで「若くして引退する決意を固めた。これまで、ありがとう」とメッセージを発信した。マクレガーは昨年12月、ジョゼ・アルド(ブラジル)を13秒KOで仕留め、UFCを代表する選手になった。攻撃一辺倒のアグレッシブな戦いぶりやショーマンシップで人気は爆発的に上がった。

先月、2階級上のウエルター級のネート・ディアス(米国)に2ラウンド一本負けを喫したが、マクレガーが試合途中ディアスをKO直前まで追い込んでファンを熱狂させた点を評価したUFCは、7月10日にマクレガーとディアスの再戦を設定した。しかし、マクレガーの引退宣言を受け、ダナ・ホワイトUFC代表は、「マクレガーとディアスの再戦が取り消しになった」と明らかにした。

20代半ばに全盛期を謳歌している時点での引退発言であるだけに、数々の推測が飛び交っている。一部では薬物使用摘発説が持ち上がっている。同僚の死に衝撃を受けたと解釈する見方も出ている。ジムの同僚、チャーリー・ワードは12日、アイルランドで行われた格闘試合を終えた後に死亡したが、当時試合を会場で観戦したマクレガーがショックを受けて格闘技試合に出るモチベーションを失ったという。

しかし、UFC選手のドナルド・セラーニ(米国)は、「マクレガーの言葉が本当だと信じるな」と話した。UFCライト級王者のハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)は、「マクレガーは相手を前にして逃げない」と引退説を一蹴した。

マクレガーがオクタゴンに戻る余地が多いのは事実だ。マクレガーはディアスに負けた後、雪辱に燃えていた上、アンジョスとの統合タイトルマッチにも積極的だったからだ。さらにマクレガーは、まだUFCとの契約が5試合残っている。



유재영기자 ユ・ジェヨン記者 elegant@donga.com