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「黒人のマラソン代表」の誕生か、明日エルペの特別帰化推薦審議

「黒人のマラソン代表」の誕生か、明日エルペの特別帰化推薦審議

Posted April. 05, 2016 07:19,   

Updated April. 05, 2016 07:26

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胸に太極(テグク)マークを付けた「黒人のマラソン韓国代表」は誕生するのだろうか。

ケニア出身のマラソン選手ウィルソン・ ロヤナエ・エルペ(28=青陽郡庁、写真)に対する大韓体育会の特別帰化推薦審議が6日行われる。エルペに対する審議は1月7日にもあったが、当時大韓体育会は禁止薬物服用の疎明資料不足を理由に推薦を見合わせた。エルペは「マラリア治療の目的で使った薬のために陽性反応が出たが、ケニア陸上競技連盟がこれを受け入れず、2年間の出場停止処分を下した」と主張した。

特別帰化を申請した大韓陸上競技連盟(陸上連盟)は審議見合わせ以降、関連資料を収集して大韓体育会に提出した。資料にはエルペが通っていたケニア現地病院の受信記録や、これを確認した韓国総合病院の書類などが含まれている。陸上連盟の関係者は「国内のマラリア専門家に諮問を行った結果、当時としては避けて通れない処方だったことが確認された」と述べた。

出場停止期間の2年が過ぎているエルペの特別帰化審査の結果は、禁止薬物服用の故意性有無にかかっているとされる。陸上連盟のキム・ボクジュ競技力強化委員長は、「一般的に競技力向上の目的で薬物を服用したなら、1週間に3回ずつ2週間程度投与しなければならない。エルペは大会を控えて薬物を投与したのではなく、随時のドーピング検査で陽性になったのだ。またこれまでの事例からすると、薬物服用を中断すれば競技力は急激に低下するが、エルペは正反対のケースだ」と述べた。ドーピング検査以前の2012年3月に開かれたソウル国際マラソン大会で2時間5分37秒で、当時韓国国内大会記録を更新したエルペは、今年3月のソウル国際マラソン大会では2時間5分13秒を記録し、自己ベストをマークした。国内大会新記録であり、今シーズン世界4位の記録だ。

大会が終わって、所属チームのある忠清南道青陽郡(チュンチョンナムド・チョンヤングン)に滞在した後、先月27日に出国したエルペは現在、ケニアで回復トレーニングを行っている。エルペの帰化を支援している白石(ペクソク)大学のオ・チャンソク教授は、「エルペが目指しているのは五輪出場だけでなく、韓国で指導者として活動するなど、韓国マラソンに貢献することだ。帰化が確定すれば、すぐさま韓国入りする予定だ」と述べた。



이승건기자 イ・スンゴン記者 why@donga.com