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「テイの脆弱性の改善に努める」 MSがAIの暴走に公式謝罪

「テイの脆弱性の改善に努める」 MSがAIの暴走に公式謝罪

Posted March. 28, 2016 07:15,   

Updated March. 28, 2016 07:23

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極右・人種差別的発言を連発して大騒ぎとなった人工知能(AI)チャットボット「テイ」について、製作会社である米マイクロソフト(MS)が公式謝罪した。

MS研究部門の責任者であるピーター・リー副社長は25日(現地時間)、MSの公式ブログに「テイ公開から学んだこと」というタイトルの謝罪文を掲載した。リー副社長は、「テイの攻撃的かつ意図しなかった呟きに、大変申し訳なく思う」とし、「テイ公開から最初の24時間の間、テイの脆弱性を悪用した組織的攻撃が続いたようだ」と明らかにした。また、「公開前に、多様なユーザーグループや複数の状況の中での事前実験を行ったが、このような種類の攻撃があるとは予想すらしなかった」と付け加えた。

テイは現在、サービスが暫定的中止となっている。MSは当面、チャットボット技術の補足に注力する計画だ。リー副社長は、「われわれは今回の事態を教訓に、今後さらに前進することになるだろう」と言い、「現在、テイへの攻撃によって明らかになった脆弱性の改善のために努力している」と説明した。



곽도영 クァク・ドヨン記者 now@donga.com